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土地を探すのは意外と苦労が多い

2018年9月15日「土曜日」更新の日記

2018-09-15の日記のIMAGE
「思い描いたとおりの家を自分で作る」そんな思いを叶えるため、注文住宅に誰もが一度は憧れを持つかもしれません。テレビで、有名建築家がリフォームをしたり、家を建てたりしてくれる映像を見ると、いつかは自分も、と思うでしょう。しかし、再三述べてきているように、本当に注文住宅がベストな選択かというと疑問です。注文住宅で満足度の高い家を実現するのは、想像以上に困難です。建売住宅と比べて注文住宅のハードルを高くしている一番の要因は、土地探しです。かつて、注文住宅を建てようとする人は、ほとんどがすでに土地を所有していました。実家が広い土地を持っていて、譲られたような人です。ところが今は、注文住宅を建てようとしていても土地を持っていない場合がほとんどです。地方ならまだしも、都心近郊であれば土地持ちという人はほぼいないでしょう。土地を探す場合、いろいろと「かかる」ものがあります。暮らしやすい場所を探すのに「時間」がかかる。「仲介手数料」がかかる(不動産会社に探してもらって購入する場合)。「地盤調査の費用」や「水道やガスの引き込み料」などがかかる。不動産会社との電話などでのやりとりや、現場に行くという「労力」がかかる。「間取り」、つまり設計を考えるのにも「時間」がかかる。何もないところから、希望の間取りを考えていくので、なかなかイメージがしにくく、時間も相当かかると思います。土地探しに関しては、ハウスメーカーなどのモデルハウスで建物だけを見て、建物をある程度決め、ハウスメーカーに土地も紹介してもらうというケースもあるようです。この場合は土地探しの手間は省ける可能性があります。

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