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不動産のオーナーとオペレーター間の賃貸借契約の何をみる?

2018年12月5日「水曜日」更新の日記

2018-12-05の日記のIMAGE
重要な点は、不動産オーナーとオペレーター間の賃貸借契約において、賃料に関する合意がどのようになっているかです。それはそうですよね。上述したように、金融機関への返済能力は、不動産オーナーがオペレーターからもらう賃料にかかっているわけですから、その賃料に関する合意がどのようなものになっているかは大切なポイントになることは明らかであると思います。「たとえば、賃料が長期間固定となっているのかどうか、変動するとした場合、どのようなときに変動するのか、賃料の改定条項はどうなっているのか、賃料設定が相場として適正かどうか等を確認することが考えられます。オペレーターについては何を検討したらいいの?実は、高齢者福祉施設事業のオペレーターに関しては、検討要素として確立しているものがないというのが現状です。つまり、「これをみておけば問題なし!」として世間に認知されているものがありません。これは、「サ高住」事業や有料老人ホーム事業等の高齢者福祉施設事業の業界自体が未成熟だからです。「もっとも、参考となる視点はあり、差し当たり、この視点からの検討が有用なのではないかと思います。

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