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赤字から黒字に転じるようになる期間の目標を確認しよう

2018年12月7日「金曜日」更新の日記

2018-12-07の日記のIMAGE
一般的な施設計画では、赤字から黒字に転じるようになる期間設定について、通常、6カ月から10カ月程度を目安としています。それにもかかわらず、たとえば、2年や3年という長期間の設定を行っている場合には、当該事業計画にはなんらかの問題が存在する可能性が高いと思われます。以上のほかには、当該施設がどこに所在するのか(交通の便がよいところにあるのかどうか)といった点も重要なポイントといえるでしょう。不動産のオーナーとオペレーター以外にも、注目したほうがよい人がいます。それは、「サ高住」を建設する建設業者です。その建設業者が「サ高住」を過去に建設したことがあるかどうかという実績がポイントでしょう。「サ高住」としての登録を受けるには、上述したように、設備に法律上の要件があります。そのため、その設備を忠実に建設できる事業者かどうかが重要となります。したがって、当該建設業者の実績についても確認する必要があります。また、不動産のオーナーと建設業者間の工事請負契約の請負代金についても確認する必要があります。当該代金額は相場からみて高額にすぎることはないのか。高額である場合の理由としては、建設業者が、あまりにオーバースペックな施設を提案していることがあるので、注意が必要です。他方、不自然に低額である場合には、なぜ低額とされるのかについて確認をする必要があります。その理由としては、材料費を不相当にケチっていることもあり、やはり注意が必要です。

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