へやみけ

トップ > 元年1月> 9日

防犯に努める義務

2019年1月9日「水曜日」更新の日記

2019-01-09の日記のIMAGE
一方借主は、これもどうしてだかわからないが、財産がなく、お金を払う役割を演ずる。それでも、世の中のきまりを守っています。どっちが立派で、どっちが悪い性質でしょうか…。そんなことは関係ありません。たまたまめぐり合せで、そうなったにすぎない。でも、それでは余りに可愛相だし不条理だから、得をする方に負担させよう。税金を払うのも良いし、借り手に設備を良くして親切にしてやっても良い。外灯をつけたり、盗難除けの工作をしても良い。つまり、そうすることが世の中を良くし、不公平を償えることなのです。今やドロボーが多く、入居者の安全のために、貸主がすべての鍵を厳重にし、防犯に努める義務があります。なぜなら、貸室も安全を売っているのと同じだから。お湯の出ないつらさは冬場にはたまらないから、お湯を出してあげるのもよい。その他何でも、家主が少しでもやさしく気を使ってくれれば、借主は大助かりなのです。今までなら、クレームに対する態度は、-それ相当に賃料をいただいてますから、それ相当に対応いたしますIというやり方でよかったので、明解で簡単でした。それが今や事情が一変し、―気分良く入っていただくために、直す方向ですぐ対処いたしますIというやり方に変わり、実際に仕事をやる私達業者は大変です。管理戸数も扱い戸数も5年前とさして変わらないのに、仕事が煩雑になり、2倍にも3倍にも仕事が増えたようなものです。

このページの先頭へ