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本当にワンルームマンション投資は成功できないのか?

2019年1月15日「火曜日」更新の日記

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購入価格が安い割に家賃はしっかり取れる、空室率が極めて低いワンルームであればそれなりの利回りが見込めるかもしれません。しかし、一棟買いに比べると裁量の自由があまり利かず、購入手続きや管理の労力としては一棟買いとそれほど変わりません。これらのことをトータルに考えたとき、実質利回りが見合うものかどうか、よく考えてみる必要がありそうです。マンションそのものがなくなってしまうことになれば不動産資産を失い、場合によってはロ-ンでけが残ってしまうことも考えられます。ワンルームマンションのオーナー募集広告を見ると大変魅力的に感じられるかもしれませんが、キャッシュフロ-や後々のことをよく試算した上で判断しましょう。『投資をするなら、最新の「進化したアパート」が狙い目』 ここまで、不動産投資の基本とさまざまなタイプ別の賃貸不動産投資のメリット・デメリットについて検証してきました。こうして見てみると、賃貸不動産投資をスタートしやすくかつ効果的に経営していく手段として、アパートを一棟買いして賃貸経営を行なうというのが、もっともバランスを取りやすい不動産投資かもしれません。新築マンション一棟買いでは、初期投資額の高さがどうしてもネックになります。だからといって、価格的に購入しやすいワンルームマンションを一部屋購入したとしても、購入後の裁量の自由が利く修繕範囲の狭さや節税メリットの少なさという面で物足りません。戸建て購入はいずれ自宅として住む予定があるなど、戸建てニーズの高い土地で保有するのであればメリットを享受できるものの、賃貸に出す場合はその管理に手間が掛かるという点を考慮する必要があります。そこで着目したいのが、アパートの一棟買いです。アパートの一棟買いであれば、融資を利用する前提で計画を立てることで、マンションー棟買いと比べて初期コスト捻出のハードルをかなり下げることができるでしょう。建築コストを抑えつつ、入居者数の母数を増やせるという点から、長期に安定した利回りで運用できることも大きな魅力です。賃貸不動産投資においては、いかにコストを抑え、高い入居率を継続していくかということが大切になります。一棟買いという観点から見たとき、マンションは初期コストが高く、入居率の高さが見込める駅前などにはすでに物件が林立しておリ飽和状態になりつつあることもあり、これから新しく個人として参入するというのはいくつもの高いハードルを越える必要がありそうです。その分、アパートの場合はコストを数千万円単位に抑えることができ、駅前物件でないとしても管理が行き届いた物件であれば比較的一定のニーズがあると見込まれます。

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