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土地の有効活用の方法とは

2019年1月19日「土曜日」更新の日記

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先祖代々の土地を受け継いでいても、ただ保有しているだけでは何の利益も生み出しません。それどころか、毎年固定資産税や都市計画税を徴収され、マイナスになる一方という方さえいらっしゃいます。農地や山林など、都会に住んでいると利用しにくい土地ばかりでなく、街中や駅前など、利用価値の高い土地まで眠らせているのだとしたら、これは明らかな機会損失となります。何とかこれを活用したい、最低でも支払っている税金相当の収益を上げたいのであれば、いろいろな選択肢が考えられます。もっともお手軽な方法としては、駐車場経営があります。ちょっとした土地があれば始めることができ、お金をかけずにやろうと思えばいくらでも安くできます。駅前であれば、有料駐輪場などもニーズが高いでしょう。近年のエコブームや震災の影響などから、都市部の自転車利用者は年々増えているといわれ、駅前の美観や交通渋滞の緩和などの公共性を兼ね備えたビジネスといえます。ロードサイドであれば、店舗物件などもよさそうです。ファミリーレストランや家電量販店、狭い土地であればコンビニなど、周辺環境を入念にリサーチした上で展開すれば成功する可能性は高くなります。都心部やターミナル駅周辺であれば、オフィスビルや商業ビルという選択肢もあります。しかしさまざまな選択肢の中で、収益性や難易度、万一失敗した場合のリカバリーなど、あらゆる面から見てもっとも効率的な活用法と考えられるのが、アパート・マンション等の賃貸住宅の経営だということができます。駐輪場や店舗、商業ビルなど不特定多数の人間が出入りする場所では、リスク管理という点で大きなデメリットがあります。安全性を高めるためにセキュリティ機器を導入したり、警備の人員を常駐させるなどの手段はありますが、予算もかかりますし、本来こうした施設は「誰でも自由に出入りできる」ことにメリットがあるのですから、あまり厳重にしすぎれば本末転倒です。また、ここ数年オフィスビルの空室率は都心一等地でさえ上昇が止まらず、賃料設定は軒並み下落しています

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