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等価交換方式では条件交渉に注力する

2019年2月1日「金曜日」更新の日記

2019-02-01の日記のIMAGE
「等価交換」は、自分が保有している土地を売却し、売却資金を現金でもらう代わりに、売却先が建設した建物の一部を譲渡してもらう方法です。これはリスクが少ない不動産組み替えの方法です。地形の悪い土地でも、近隣の土地所有者と一緒に土地を売却すれば、全体として整った地形になることが多いので、デベロッパーが提示する購入代金も高くなることがあります。 「等価交換」という言葉からわかるように、土地の売却代金に見合う価値を持つ建物部分の譲渡を受けることになります。この場合、売却代金が一億円であれば、一億円分の建物面積が譲渡されるわけですが、その面積を計算するとき建築原価から算出するか、販売価格で算出するかで、譲渡面積はかなり違ってきます。もちろん、原価から算出すれば広い面積が手に入ります。また、資産価値がある高層部分の譲渡を希望したとき、デベロッパーは販売しやすい高層部分は一般販売したいというかもしれません。  有利に等価交換をするには、交渉力が求められます。特に、土地と建物の等価交換の決定が交渉のポイントです。この交渉は売却する土地を、できるだけ高く評価してもらうことから始まりますが、大事なのは建物の、どの部分を譲渡してもらうかの話し合いです。安易な妥協をすることはありません。あなたが所有する土地がデベロッパーにとって魅力があるなら、好条件を提示するはずです。こちらに有利な条件が提示されるまで粘り強く交渉することが必要です。譲渡をされた物件がマンションであれば自分か住んでもいいのですが、不動産活用の観点からは賃貸物件にして家賃収入を得るようにします。

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