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固定期問選択型のローン

2019年2月6日「水曜日」更新の日記

2019-02-06の日記のIMAGE
「フラット35」を半分、残りの半分は民問の固定期問選択型のローンで、というような借り方もできます。「いったい、いくらぐらいの住宅ローンが組めるのかしら」と、誰しもが気になるところです。一般的な住宅会社の営業マンは「借りられる金額」を算出してきますが、私は「返せる金額」から算出するようにおすすめしています。この「借りられる金額」とは、営業マンと銀行などの金融機関が「貸したい金額」で、惜り主のその後の生活は考えていません。ローンの返済のために、たとえ「苦しい生活」を強いられようと、どうでもいいのです。一方、「返せる金額」なら、ゆとりをもって暮らせるよう2人で決められます。ほかに減らせる生活費の見直しを、次に見てみましょう。保険料住宅ローンを組むさいに団体信用生命保険という生命保険に入らなくてはなりません。これまで入っていた生命保険を見直してみましょう。自動車保険なども見直しのときです。・携帯電話家族間なら割安になったり、無料になったりするサービスがありまクレジットカードやキャッシングカードには、ショッピング○○円まで、キャッシング△△円までの枠があります。使っていなくても、限度額は「いつでも使える金額」との理由から「借りているもの」とみなされたりします。そのため、住宅ローンの希望借入金額から、この限度額を差し引かれる可能性があります。カードを何枚も持っていると、その枚数分のショッピング、キャッシング枠は相当大きな金額になります。ランニングコストというのは、家を建てて生活をしていく過程で発生する、光熱費、維持管理のためのメンテナンス代や火災保険料、税金などです。そして、家の建築費をイニシャルコストといい、最初の1回だけかかる費用です。家を建てるとき、イニシャルコストが多少高くなっても、日々のランニングコストがあまりかからないようにしておきましょう。長い目でみれば、このほうがずっと経済的です。ただし、家のメンテナンスに欠かせない外壁の塗装費用を削減するために、総タイルやレンガ貼りにすると莫大なイニシャルコストがかかります。そのイニシャルコストを回収するのに30年から50年かかります。あまりイニシャルコストにお金をかけなくても、耐火性能、省エネルギー性能や耐久性能を上げるほうにお金を使うほうが効果的です。たとえば、平成22年1月以降の木造住宅の火災保険料は、構造によって2倍以上の開きがでます。同じ木造住宅でも「省令準耐火構造」や「準耐火構造」は、非耐火木造住宅に比べて35年間で約50万円ほど、保険料を節約できます。

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