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結婚前に家を建てるメリット

2019年2月13日「水曜日」更新の日記

2019-02-13の日記のIMAGE
全員パジャマを着て、並んで布団に入る。話をしてもいいし、くすぐりっこなどじゃれ遊びをしてもいいでしょう。仕事が忙しい男親は、子どもと疎遠になりかねません。「川の字」で眠れば、心の通う父と子になれることでしょう。私のところに相談にみえる方の多くは、「2人目の子の勉強机が入らない」から家を建てたいと考えるような子育て世代です。新しい家は、マンション住まいのときと同じ学区に建つとは限りません。子どもは転校しなくてはならなくなります。しかし、転校せずにすむのなら、それに越したことはありません。もっとも、幼稚園や学校は転校ができるだけいいほうかもしれません。保育園はどうでしょう。「待機児童が○○人います」などといわれている時代に、A保育園からB保育園に簡単に移れるとは思えません。だからといって保育園に通いやすい場所に土地を買うというのも本末転倒な話です。結婚前に家を建てるメリットは、こんなところにもあります。子どもは生まれた場所で、転園も転校もすることなく、幼なじみと」緒にすくすく育つことでしょう。子どもがいない夫婦はもちろん、子どもがいても奥さまが働きに出る家庭が多くなっています。昨今の経済事情を考えれば、この傾向はますます高まっていくことでしょう。一方、「男女平等」という言葉は、残念ながら家事・育児の分野ではまだ実現していません。家事・育児の負担はほとんど奥さまの肩にかかっているのが現状ではないでしょうか。結婚後もフルタイムで働く女性は大変です。仕事を終えたら、飛ぶようにスーバーヘ行き、大急ぎで夕食の支度。土曜日は洗濯と掃除に追われます。それでも子どもがいなければ、まだまだ楽です。残業になっても、ご主人に「適当に何か食べておいて」と連絡すればすむのですから。子どもがいるとそうはいきません。保育園の迎えは、遅刻厳禁。帰宅後も夕食の支度やら、子どもの世話で息つく暇もありません。主婦がこのように忙しく、髪を振り乱して、額に汗して、「私はこんなに頑張っているのに」と不満いっぱいの顔をしていては、「家族団らん」がおろそかになってしまいます。子どもだって悲しいでしょう。家族が仲よく話し合ったり、笑い合ったりするには時間的、身体的な「ゆとり」が欠かせません。家事・育児の負担を少しでも軽減することが大切です。その方法ですが、まずはご主人の家事参加を促すこと。「鉄は熱いうちに打て」といいますが、「結婚したら」ではなく、婚約中からよく話し合って、「家事を分担する夫」になってもらいましょう。

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