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なぜ、今購入のときか

2019年3月29日「金曜日」更新の日記

2019-03-29の日記のIMAGE
" 民間の調査機関である不動産経済研究所の調査によりますと、新築マンションの月間契約率はおよそ80%を超え、大変な好調を呈しています。  とくに首都圏、すなわち東京、神奈川、千葉、埼玉での販売戸数は、93年5月の時点で前年同月よりもなんと93%も増加し、3125戸になっています。これは、ひとえに手頃な価格になってきたということと、金利が低くなってきたということが大きな要因と考えられます。  しかし、これまでの住宅の値動きを見てみますと、供給が増えているにもかかわらず、月間契約率が80%を超えているということは、その中に相当の即日完売物件が入っているということになります。  ということは、有名な物件については、一戸に対して20~30人の申し込みがあったことを意味します。  これは、いわゆる安くて良い物件を建てれば、業者はあえて営業活動をしなくても広告を出して待っているだけで売れてしまうという状況です。業者にとってこんなおもしろいことはないでしょう。  当然、業者は土地の手当てをし、 マンションを建て、それを売り、人々が買い、売れるというような良い循環が生まれます。したがって、マンションの値段も少しずつ上がっていきます。マンションディベロッパーもバブルの後遺症の中で多くの負債と不良物件を抱えていましたので、この売れている時期に、利益を少しでも確保するように値段を上げ、収益に寄与しようとしているのです。"

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