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なぜ、こんなに利用されるのか

2019年10月6日「日曜日」更新の日記

2019-10-06の日記のIMAGE
相続税の申告・納付は円満な家族を前提として規定されています。節税を考えるには、まず協力し合える家庭が前提です。ご家庭が不和なら遺産分割、祭祀の承継を契機に争えばきりのない問題に発展しかねません。遺言で財産の承継だけでなく、祭祀・債務・費用の負担についても明記しておいてほしいものです。自分の気持ちを遺言にしたためただけでは必要にして十分なものとは言えません。納得できない相続人にとってはいろんな訴え等を提起することができます。まずは子どもたちが納得できるよう生前の言動に留意し、火種にならないよう気を配った遺言を遺してほしいものです。イギリスの小説に出てくるようなブラックユーモアは読む分には面白いものの、現実の世界ではこりごりです。民法・家事事件も話合いを尊重する世界です。いろんな理由で財産の多寡にかかわらず家裁の調停・審判事件になっています。間違っちゃったでは済まされません。多忙な方、面倒な方だけでなく、法律面・税務面・実務面から多面的に客観的・中立的な立場から第三者が検討すること、取引機関・取引店ごとの個別の交渉が無くなること、ノウハウを活用できることなどがこの業務の魅力です。

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