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リートに出会う

2019年11月4日「月曜日」更新の日記

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完全なる投資という概念について、あなたはどう考えるか。一晩で投資金額を二倍にする、あるいはあなたを俄か成金にするということはないが、四半期ごとにきちんと六~七%の配当を払い、さらにあたかも賃料のように毎年六~七%増加していく契約をどう思うか。不動産はどうか。確かに、もしもスマートな方法で不動産を購入して保有する方法があれば、また、経験豊かな専門家が所有と運営をやってくれて利益を出してくれるのであれば、結構な話である。そしてさらに、あなたが希望するときに簡単に株式を売却するのと同様に簡単に――その不動産を売却できれば。不動産投資信託、すなわちリート――通常はそう呼ばれている――であれば、これらはすべて可能である。リートは、米国の至るところの個人投資家達に、摩天楼、ショッピング・モール、ヘルスケア施設、アパートメント・ビルディング等、実際、あなたが思い付くいかなる種類の不動産でも購入してくれる。リートは、不動産を賃貸して得られるキャッシュフローをあなたに分配するが、株式の持つ流動性も同時に持っている。同様に重要なことだが、リートは資本調達の途が開かれているので、継続的な不動産投資の一部分として、次々と資産を増やすこともできる。さらに、リートはあなたの投資のポートフォリオに安定性をもたらす。というのも、投資対象としての不動産は、インフレ・ヘッジとして長く理解されてきたし、その結果、投資対象としての多様性を与えることになるからである。

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