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一般的な投資の特色

2019年11月7日「木曜日」更新の日記

2019-11-07の日記のIMAGE
一九九八年二月二八日までの過去五年間において、エクイティ・リートは投資家に対して年平均一五・二八%の収益を提供している。最近の株式市場の好調なパフォーマンスに比較しても、この数字は悪くはないであろう!次ページの図表を見てほしい。リート運営の協議会たる全米リート協会(NAREIT)によると、エクイティ・リートは投資家に対してS&P500とちょうど一致した年間総合収益(訳注・巻末の用語解説参照)を一般的に提供している。しかし、もしリートがS&Pインデックスに一致しているにすぎないのなら、あなたはリートの本を読もうとすることはないだろう。ハイリスクの多くの株式のパフォーマンスは、一般市場によって与えられる収益を相当凌駕している。しかし、リートは平均的な株式からは得られないメリット低いベータ値、市場価格のボラティリティの低さ、限定的な投資リスク、および高い直接利回りを持ちながら、S&Pの総合収益と一致している。ここに違いがある。あなたは、違ったカテゴリーの株式を評価する際の「ベータ値」を多分ご存知のことと思う。単純にいえば、ベータ値とはS&P500のような株式のインデックスとの関連で、変動率と収益の度合いを評価したものである。一を基準にして、一より大きいベータ値の株式は、インデックスよりも変動率が高い。逆に一より小さいベータ値の株式は、より変動率が低い。

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