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パフォーマンスと収益

2019年11月9日「土曜日」更新の日記

2019-11-09の日記のIMAGE
これがベータ値理論に従って意味するところは、リート株の価格の動きは、S&P500によって計測される一般市場と五九%の連動性しか持たない、ということである。理論的にいえば、S&P500が急速に上昇する、いわゆるホットマーケットのときには、リートの低いベータ値は一般株式市場のインデックスに関連したパフォーマンスに対して歯止めの役割を演じるだろう。一九九五年には実際にこれが起きた。このとき、リート株は一般的な指標に追いつかなかったが、それでも一五・三%の総合収益を投資家に与えたのだ。逆に、弱気相場のときには、リートのような低いベータ値の株式は、下落に対するクッションとなり、十分に多様化したポートフォリオの価値の安定性をもたらすであろう。リートは必ずしもマーケットの他の株式と連動して値動きしないため、あなたのポートフォリオに多様性を与える。バリュー投資とは、その真正の価値以下で価格が形成されている投資をいう。バリュー投資を探している投資責任者は、たとえば、おそらくライバルに関する悪いニュースがあったので、その業界のすべての株が同じように見られたために、不当に買い叩かれている株式を求める。バリュー投資家は、その本質的な価値を市場が理解するやいなや、やがて、かかる投資は値上がりしてうまい収益になること「バリュー投資」を信じている。

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