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リート担当のアナリスト

2019年11月13日「水曜日」更新の日記

2019-11-13の日記のIMAGE
リートを担当するアナリストは、一~二セントの誤差の範囲で、毎四半期および毎年、四半期別の業績を通常は予測することができる。これは、リートの営業キャッシュフロー、賃料、ビルトインされた増加のメカニズム、不動産経営のコストに関する安定性と予測可能性のためである。テクノロジー株と比較すると、リートはぞくぞくさせるようなスリリングな面はないが、頭痛薬(アスピリン)や胃痛薬(マーロックス)を使っての貯蓄について考えてみることだ。|エクイティ・リートの危うさを考えるとき、何年もの間、危機的な金融上のトラブルに陥ったことはほとんどなかったことがわかる。問題を引き起こしたものは、過度のデット・レバレッジ(訳注・巻末の用語解説参照。負債のレバレッジ効果のこと)、経営陣の途方もない約束、取締役や主要な株主との疑問のある取引などをあげることができる。このようなペテンはどんな会社でも起こり得る。思い出してほしい、ノーリスクというようなことはありえない。もしあなたがより品質のよいリートに投資しているのであれば(いかにすればその判断ができるかはこれから説明する)、リート投資の長期間のリスクは、通常の多くの株式のそれよりも遥かに小さい。リートのような高収益の株を所有する利点はいくつかある。一つは、経営陣よりもむしろ株主が、会社の収入の分け前に関して何をなすべきかを決める裁量を持っているということである。リートはかなりの配当を支払うので、あなたは再度リートに投資する(有?の口座の?引き後のベースであるが)か、他のファンドに投資するか、あるいはハワイに旅行に行ってもよいのだ。

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