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所得税の構造と各種の所得

2020年1月19日「日曜日」更新の日記

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個人がなんらかの活動をして利益をあげると、それを「所得」と名づけて、税金を課する。これが「所得税」である(会社などの法人に課するのが法人税であり、課税される相手が違って、課税の仕方が違うだけで、利益に課税するという点では同じである。そして、この法人税と所得税との二本の柱が、わが国の税制の基本となっている)。ところで、人間の活動というのは千差万別である。その所得の形態、源泉もさまざまである。会社に勤めて給料をもらう人もいれば、自分で独立して商売を営む人もいる。また、同じ人でも、会社勤めをしながら、アパートを貸して家賃をもらったり、銀行に預金して利子をもらったり、株式をもっていれば配当をもらったり、そして、勤め先を退職すれば退職金をもらう。そのなかで土地を売る場合もある。法人税では、特別の場合を除いて、所得の形態などを区別しないで、すべての利益をまとめて税金の計算をする。所得税の場合は、これらの所得を10種類に分類して、所得の種類ごとに集計して、その種類に応じた計算をして、その後でまとめて税額の計算をするようになっている。

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