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デフレはいつまで続くのか?

2020年6月19日「金曜日」更新の日記

2020-06-19の日記のIMAGE
ところで、このデフレはいつまで続くのでしょうか?「21世紀はデフレの時代」という人もいれば、「数年後にハイパーインフレになる」という人もいます。それぞれ好き勝手なことを言っているのですが、果たしてどうなるのでしょうか?デフレは続くと言っていたほうが仕事になるということで、こちらの意見が圧倒的に多いのですが、皆様はどうお考えですか?日本が高コスト体質だということはご理解いただいていると思いますが、その中でも特に人件費が高いことが気になるところです(日本はドイツに続いて第2位)。人件費が安いことが中国経済躍進の原動力と言われておりますが、今ではそれでも高いということで、ベトナムに進出している企業も増えているそうです。これではお先真っ暗です。ところが、ある人の一言で希望がわいてきました。ある人とはオーストラリア出身の国際ビジネスコンサルタントであるジョージ・フィールズさんです。こういうと分かりにくいのですが、テレビ番組の「ブロードキャスター」に福留さんとか山瀬まみさんと一緒に出ている日本語の上手な外国人です。この方が日本公認会計士協会主催の講演会(タイトルは「世界の視点で考える日本経済の行方」)で、「最近目覚しい発展を遂げている国、例えばフィンランドとかシンガポール等はどこも人件費が高いのです」と言われました。私はこれを聞いて勇気百倍、それまでの暗????い気持ちが梅雨明けの空のごとく晴れわたるのを感じたものです。つまり人件費が高くても、生産性がそれより高いとか顧客満足度の高い物やサービスを提供すれば、どうにかやっていけるということです。ただし、そうはいっても昔のようにイケイケドンドンの時代は永久に来ないと思いますし、当面はデフレが続くと思います。したがって土地活用においてもプロ意識を持って取り組む必要があります。なお、これから日本は少子高齢化の時代を迎えますが、そのことを心配しすぎるのは考えものです。今でも日本の住宅は余っているのです。つまり供給過剰なのです。でも私のお客様の中で非常に困っているような方は一人もいらっしゃいませ「供給過剰になっても自分の所は関係ない」と言えるようにすれば良いのです。デキの悪い営業マンが売れない言い訳を一日中考えているのと同じように、心配ばかりしていては成功の切符は絶対手に入れられません。成功する人はどうやったら成功するのかを日夜考え続けているのです。「人生はその人の考えたとおりになる。」というのは本当なのです。プラス志向が大切な理由はこういうところにあるようです。何事もプラス志向で!

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