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一部の土地を残したプランとする

2020年6月20日「土曜日」更新の日記

2020-06-20の日記のIMAGE
広い土地を所有している場合、アパートとか賃貸マンションとして活用する土地、本人とか家族の家を建てる土地、相続税を納税するために売却とか物納する土地に分けてから実行するのが良いとされています。私も基本的に、この考え方で良いと思いますが、デフレ時代においては更にリスクヘッジのための土地を残しておいた方が良いと思います。特に何らかの理由で短期間で対策を実行しなければならないときは重要なポイントになります。これは何も更地としておく必要はありません。家庭菜園でも良いし、古い貸家とかアパートがあれば、取り崩さないで、そのまま残しておくのです。こうしておくことによって事態の変化に対応できますし、何よりも精神的に安心感が得られます。また、将来、面白い活用方法が発明されるかも知れませんし、土地活用の楽しみを後に残しておくことにもつながります。ある著名な建築家によると、街をすべて最新のビルに建て替えると活気が無くなってしまうと言うのです。新しいビルと古いビルがゴチャゴチャと混ざっていると、古いビルに入っている企業の経営者が「今にみていろオレだって!」と頑張るらしいのです。やはり人間ハングリー精神が大切です。

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