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定期借地で土地を貸し、その預り保証金でアパートを建てる

2020年6月25日「木曜日」更新の日記

2020-06-25の日記のIMAGE
定期借地というのは通勤・通学用の「定期(乗車券)」と同様、一定期間、土地を利用できる権利のことです。「定期(乗車券)」の場合は1ヵ月とか3ヵ月といった短い期間しか利用できませんが、定期借地の場合はそれが50年(一般定期借地権の場合)といった非常に長い期間、利用できる点に違いがあります。逆に言えば、両者には期間が長いか短いかの違いしかないということでもあります。ところで、定期借地で土地を貸すとき、地代は当然もらえますが、それと同時に保証金とか敷金を預かったり、権利金をもらうケースもあります。そして保証金とか敷金は契約終了時点で返還する必要がありますが、それまでは運用できるわけです(権利金の場合は返還する必要なし)。金融資産で運用しても構いませんが、そのお金をアパートの建設資金に充当するケースも多いのです。アパートの表面利回りはどんなに悪くても8パーセント以上にはなりますので、そのほうが投資効率が高いからです。ところで農地のように元々土地が広い場合には、全ての土地にアパートを建てるのではなく、様々な活用方法をミックスして、立派な街づくりをしていただきたいと思います。そのほうが通常は経営が安定するのです。

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