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不動産所得はなぜ増えるのか?

2020年6月27日「土曜日」更新の日記

2020-06-27の日記のIMAGE
不動産所得は家賃とか共益費等の収入から、各種経費を差し引くことにより求めます。例えば、次のように計算します。合計4360000円。この事例では不動産所得が2,600,000円となっていますが、収入が減れば当然ながら不動産所得は減ります。ところが現実には不動産所得は増えていくケースが多いのです。デフレで家賃は下がるし、空室だって増えている。収入がドンドン減っているのに、なぜ不動産所得が増えるんだ。そんなこと心配する暇があるんだったら、これからの公的年金のことでも考えろ!こんなヤジを飛ばされそうですが、収入が減っても不動産所得は増えるのです。もちろん、収入がドーーンと下がれば不動産所得はマイナスになりますが、そんなに下がった人は不動産の売却等、家計のリストラを進めるしかありません。それでは種明かしをしましょう。不動産所得が増えるのは「支払利息が減ってくる」ことと、「減価償却費が減ってくる」からです。支払利息と減価償却費は経費の中でも大きな割合を占めているので、これらが減少すれば当然ながら不動産所得は増えます。小学一年生でもわかる理屈です。それではなぜこれらの経費は減っていくのでしょうか?その仕組みについてご説明いたします。

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