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不動産投資で資料請求をしたとしても

2021年5月6日「木曜日」更新の日記

2021-05-06の日記のIMAGE
サブリースという言葉をよく見聞きしますが、これはアパートあるいはマンションの賃貸経営に関連する「一括借り上げ会社への賃貸」だとか「空室保証」のことを言う場合も多いようですけれど、基本的には借り上げ会社と入居者が賃貸契約を結ぶこと、平たく言えば転貸借だと言えるでしょう。家主側から見ると、サブリース(一括借り上げ)は空室対策を考える必要がなくなるなどの長所があるのは間違いありませんが、賃料を下げる改定をされたりとか、修繕する際の費用はオーナーが支払う必要があるといった弱点もあると思ってください。不動産の賃貸経営を始める時、物件を購入した不動産会社に、ついでに管理をお願いすることが圧倒的だと言っていいでしょうが、空室対策に不満があるというのであれば、別の管理会社と契約し直すのがよろしいかと思います。フィリピンなどの外国の不動産投資において意識しなければならないこと、それは為替の変動リスクです。仮に賃貸料が手に入っても、現地通貨の価値が下がれば、その投資自体は失敗と言えるでしょう。マンション投資に関しては、建物の寿命が80年ぐらいはあるというような点もウリではありますが、買いたいと思う物件が出てきた場合は、第一に大規模な修繕を見据えた修繕積立金に問題はないかを明らかにすることが必要です。

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