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現状渡しのメリット・デメリット

2023年11月3日「金曜日」更新の日記

2023-11-03の日記のIMAGE
"不動産の売却を考えている方にとって、現状渡しは一つのオプションです。本記事では、現状渡しのメリット・デメリットについて詳しくご説明します。 【現状渡しとは何か、不適合責任について】 現状渡しは、物件を売買する際に、売主が物件の現状をそのまま買主に引き渡す方法です。物件の状態や問題が買主に移るため、売主は契約不適合責任から解放されるメリットがあります。契約不適合責任とは、売主が事前に告知すべき問題を隠したり、虚偽の情報を提供した場合に生じる責任のことです。 【現状渡しのメリット】 コストの削減: 物件の修繕やクリーニングなどの費用を削減できます。現状渡しでは買主に修繕の責任があるため、売主の負担が軽減されます。 早期売却: 物件の状態にかかわらず、買主が問題を引き受けるため、売却が早期に進行しやすくなります。 契約不適合責任(買取の場合どうなるか?): 現状渡しの場合、売主は契約不適合責任から解放されます。ただし、買主の権益を侵害するような欠陥がある場合には、契約不適合責任が生じることがあります。 【現状渡しのデメリット】 契約不適合責任: 現状渡しでは売主が物件の現状を正確に告知することが求められます。虚偽の情報を提供した場合、契約不適合責任が生じ、損害賠償の可能性があります。 売却価格: 物件の状態にかかわらず、買主は修繕などの費用を考慮して価格交渉を行うことができます。その結果、売却価格が低くなる可能性があります。 現状渡しは、契約の明示と買主との交渉が不可欠です。売主と買主は詳細な契約内容をよく理解し、専門家のアドバイスを受けることが重要です。 【まとめ】 現状渡しは不動産売却の方法の一つで、メリットとデメリットがあります。売主と買主は、契約の条件や物件の状態について十分に認識し、専門家の協力を得ることが重要です。確実な売却を実現するために、慎重な検討が必要です。"

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